こんばんは!葉山です。
心理学、まだまだ進めます。
ここで、もし
心理学のインプットに関して
あんまりワクワクしない
楽しくないな〜〜
と感じる方は
きっと心理学ベースの
アウトプットマインドではない
タイプなんだと思います。
それよりも
脳科学とか、行動心理学とか
認知科学とかが
アウトプットマインドなのかなと。
心理学系のコーチングというのは
主に「潜在意識」にアプローチし
✅ 過去の出来事の解明
✅ 思考パターンの変換
✅ カウンセリング要素や自己分析
を通じて
「過去の意味づけを変え
今の自分を整えながら
理想の未来へ向かう」
ことに特化しています。
それとは反対に
脳科学・行動心理学・認知科学
をベースにしたコーチングは
「脳の仕組み
行動のパターン
認知のメカニズム」
を活用し
✅ モチベーションを科学的に設計
✅ 行動を最適化し、目標達成を加速
✅ 未来へのエネルギーを生み出す
ことに特化しているんです。
心理学のコーチングは
「過去の整理と内面の変容」
脳科学・行動心理学・認知科学
のコーチングは
「未来の可能性を引き出し、行動変容を加速」
そうまとめることができますね!
では、心理学に戻りますね!
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・
・
フロイトの最大の貢献は
「人間の行動は
無意識の影響を受けている!」
と提唱したこと。
当時の心理学は
「人間は理性的な存在だ!」
と考えていたが
フロイトは真逆の視点を持っていたんですね。
我々の意識を氷山で表したりするのは
フロイトがもとになんです。
そして、
「過去のトラウマ(特に幼少期の経験)が
大人になっても行動や精神に影響を与える」
と考えました。
これを「無意識の抑圧」と言います。
例えば…
親に怒られ続けた
→「人の顔色をうかがうクセがつく」
「怒られるのが怖くて、自分の意見が言えない」
親に認めてもらえなかった
→「承認欲求が強くなり、他人からの評価を気にする」
「何をやっても満たされない」
ダイヤモンドプログラム
で扱う部分がここですね。
お次はユング
ユングはフロイトの弟子…
と言われることが多いですが
実は弟子ではなく
同志であったとも言われています。
お互いに無意識に対しての
研究を進めていたのですが
フロイトとユングの
無意識の捉え方にズレが生じて
二人の関係性は崩れていくのですが、、、
心理学の巨頭でも揉めるのねw
ユングは
「集合的無意識」を提唱したんですね。
人はもっと深い所で
共通の意識を持っている
そう提唱したんです。
フロイトは
「それはスピリチュアル過ぎるよーー」
といい
ユングは
「いやいや、あなたが
人間の心を狭く捉えてるだけよーー」
って揉めたってことw
さらにユングの功績としては
分析心理学を確立させたってこと。
MBTIとかDiSC理論の元になったのが
ユングの分析心理学です。
ようは、人間は
いくつかのタイプに分けられるよね?
って話。
そして、ペルソナとシャドウの存在
興味ある人は調べてみてね!
さて、最後はアドラー
いや〜アドラーは
フロイトやユングの定説を
見事にぶった斬ったんですよね〜
アドラー心理学を
アウトプットマインドにしている人は
結構多いんじゃないかな??
アドラーが何を言ったのか?
人はトラウマではなく
目的によって行動する!
と言ったんだよね〜
どういうことか?
例えば
「人見知りだから、新しい友達ができない」
という問題に対して
これは実際に俺が
抱えてた問題なんだけど
1.フロイトの場合(精神分析)
「過去のトラウマを掘り下げる」
フロイトの考え方では、
「無意識に刻まれた過去の体験が、今の行動を決めている!」
という立場。
つまり、「人見知り」の原因を探るために
過去の体験を深掘りする!
フロイト的アプローチ
👤「過去に嫌な体験したことがある?」
💬「はい、小学4年生の時に転校して話しかけても
相手にされなかったのがショックで
それから初対面の人は苦手になりました」
→フロイトの解釈
「なるほど。その体験が”
心の奥に押し込まれたトラウマ”
になっているんだね」
「この恐怖が無意識に残り
新しい人間関係を避けるようになっている!」
フロイト的アプローチ
「この経験をじっくり振り返り
当時の感情を言葉にすることで癒していこう」
「本当は話したかったのに
話せなかった”心の傷”を解消することが大事!」
→「過去の記憶を深掘りし
無意識のブロックを取り除く!」
2.ユングの場合(分析心理)
ユングはペルソナとシャドウや
特性を伝えているので
人見知りする自分がペルソナ(仮面)
→人見知りしている自分は本当のあなたですか?
というアプローチや
人見知りしていることで
隠している本当の自分はなにか?
人見知りをしていることで
避けている何か?
または
人見知りな自分の特性を活かす
というアプローチになるでしょう。
しかしアドラーは、、、
結構厳しいですw
いやいや、
人見知りが問題ではなくて
人見知りをすることで
得られている目的があるんですよ
とアプローチしますw
きゃ〜〜〜〜お厳しい…
「いやいや小学生の時に
転校したのをきっかけに…」
「過去なんて、かんけーないねーー」
「人見知りを選択している方が
あなたにとって都合がいいわけよ」
「そっちの方が欲しいものを得られてるの!」
「過去のことを言い訳にして
また相手にされなかったらどうしよう
あの時みたいに傷つきたくない」
「そう思ってんだろ〜〜〜??」
「ってことはだ、傷付かなくていい
という目的をちゃんと得てんだよ!」
「過去なんて
かんけーーーねーーーぜーーー!!
全て今の目的だ!!!
その目的通りに動いてんだら〜〜〜」
と、アドラーは言うのです。
こういうアドラー系の人、多くね?
カウンセリング界隈は
フロイト・ユング系のアプローチが
多いんだけど
コーチング界隈やコンサル界隈は
アドラー系だよねwww
いや〜〜面白い!
ここで、コーチとして
意識すべきことは何かというと
「クライアントが
目標に向かって”動き出す”
アプローチはなにか?」
を考えることです。
クライアントの中には
カウンセリング領域に
介入した方がいい場合もあります。
ただし!!!!!!
カウンセリング領域では
クライアントは動き出しません
残念ながら。
カウンセリングの領域というのは
マイナス状態を
ゼロまで戻し
少しずつプラスに持っていくので
短期間で目標達成などの
プラスの行動領域まで
行きにくいんですよね。
なのでその先まで
視野に入れないといけません。
そこで登場してくるのが
・行動心理学
・認知心理学
・認知科学
・脳科学
・学習科学
です!!
はい、こちらのシリーズも
終盤に入ってきましたー
この5つが
スポーツやビジネスシーンで
生まれたコーチングに通ずる学問
なんですね〜〜。
さぁ、まとまってきました?
って、無理ですよねw
ここで、ざっとまとめるとですね
そもそもの始まりは
哲学で
この哲学が
王道の哲学…問いと答え
自然哲学…法則→科学の祖
に分かれ
哲学そのままの流れ
→自己啓発
となり
哲学と科学の融合で
→心理学
が生まれ
脳やら神経やらの発見に伴い
心理学がさらに発展し
→行動心理学、認知心理学
→脳科学、学習科学
→認知科学
へと進化していったんですね。
この心理学を元にした理論が
心や精神の世界だけでなく
スポーツの世界に取り入れられ
ビジネスの世界に取り入れられていった
という流れなんですね〜〜
「自分の幸せは自分で決める!!」
「うん!!間違いないぜ!!!
俺の幸せは俺が決めるんだ!!
誰になんと言われてもそうするんだ!!」
これが
哲学→自己啓発
「自分の幸せは自分で決める!!」
「ほう、自分の幸せは
自分で決めることができるのかい?
いやいや、神様が決めるのです」
これが
哲学→神学
「自分の幸せは自分で決める!!」
「なぜ人間は幸せを感じるんだろうか?
そのメカニズムはどうなっているんだろうか?」
これが
哲学→心理学
「幸せというのは過去の体験がベースです!!」
→フロイト
「幸せというのは人類皆が共通して持っている意識!!」
→ユング
「幸せというのは目的次第だ!!」
→アドラー
「幸せは環境によって変わる!!
幸せを感じやすい環境にいこう!!」
→行動心理学
「幸せは解釈によって変わる!
同じ出来事でも解釈次第!!」
→認知心理学
「幸せ…それは脳内ホルモンです!!
オキシトシン、セロトニン出そうぜ〜」
→脳科学
「幸せ…脳の処理の仕方で変わる!!」
→認知科学
「幸せ…繰り返すことで習得できるスキル!!」
→学習科学
はい、お分かりですよね
ぜーーーーーんぶ
正解なんですよ。
だから先日お伝えしたとおり
好みの話
になるんですよね〜〜
こうやって考えると
人間が持つ進化させたいという欲求は
とんでもないパワーですね。
俺が仏教を学んでいる時に
人間の本能について
教えてもらったことがあります。
「知りたい、知り尽くしたい」
これが人間の本能として
備わっているんですね!
知りたい、知り尽くしたい
だけども
自分の納得がいくように
知り尽くしたいわけですよね。
腑に落ちるように
知り尽くしたいわけです。
だからこそ
ここまで細かく分かれてきたのが
学問なのでしょうね。
いや〜〜、深いし面白い
では、次は
いよいよ現代のコーチングへと
迫ってまいります。
んじゃ🖐️
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