ども!葉山です。
今日もコーチングの歴史や背景を
つらつらと書いていきます。
昨日はコーチの語源から
指導者→スポーツの流れを
簡単にお話ししましたが
今日はですね
心理学の観点から
コーチングの背景に迫ろうと思います!
心理学というと
・フロイト
・ユング
・アドラー
などが有名ですが
そもそも心理学が生まれた背景が
これまた面白いんですよ!
これね、遡ること
紀元前までいっちゃいますw
心理学の源流は何かというと
《哲学》なんですね〜
「人間の心とは何か?」
「思考や感情はどう生まれるのか?」
という問いが
哲学者たちによって議論されていた。
ってのが始まりなんです。
はい、コーチング用語きました〜
「問い」です。
当時の哲学者たちは
議論によって
各々の答えをぶつけ合っていたんですね。
俺はこう思う
いやいや俺はこう思う!!
みたいなやりとり。
哲学者で有名な人といえばあの人
・ソクラテス
・アリストテレス
ソクラテスは
「自分が何も知らないことを知ることが、真の知恵である」
「世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ。」
ってことを言った人ね
変えられるのは自分だけってのと通じるよね〜
アリストテレスは
「幸せは、自分次第」
って言葉を残している。
幸せは自分次第!!
今も言ってる〜〜〜〜w
2500年近く言われ続けてる
言葉なんだよね〜〜
いや〜〜〜お恥ずかしい、、、
「〇〇さんが言ってたんです!!
幸せは自分次第だって!!!」
アリストテレスだったんかい〜〜〜
さらに
ソクラテスは
マイエウティケー(産婆術)といって
「問いを通じて、
相手の内にある答えを引き出す」
ってことをやっていて
アリストテレスは
エウダイモニアといって
「真の幸福」「最高の生き方」を追求し
美味しいものを食べるとか
楽しいことをする
といった、一時的な幸せではなく
エウダイモニア(Eudaimonia)
→ 「自分の可能性を最大限に発揮し
価値ある人生を生きる」
ことが真の幸福だと結論付けていたんです。
さぁ、普段
俺らがやっていること
思っていること
感じていることは
2500年前から
言われていたことでもあった
ということですね。
このように
哲学からスタートした問いが
やがて「学問」として広がっていくんです。
ソクラテス
アリストテレスから
100年ほど経つと
二つの派閥が生まれるんですよね
ストア派
エピクロス派
(こういう背景むちゃくちゃ面白い!!!
って思うのはあたくしだけだろうか、、、)
ストア派は
「感情をコントロールすることが幸福につながる」
ことを重視し
困難が来ても乗り越えられる自分になろうと説き
エピクロス派は
心の平静(アタラクシア)と身体の苦痛からの解放
を重視して
「シンプルに生きようぜ!!」
「要らないものは捨てよう!」
と説いていた。
この段階でもさ
自分のマインドがどっちよりか?って
何となく分かってこない??
葉山は完全にストア派ですw
ちなみに、ストア派で有名なのが
マルクス・アウレリウス・アントニヌス
よく「マルクス」だけで語られるんだけど
第16代ローマ皇帝さまなのです。
彼が残した言葉…
① 「自分の内面を整えよ」
「心が乱されない限り、人は決して傷つかない。
心が傷つくのは、自分がそう望んだときだけだ。」
② 「今この瞬間を生きよ」
「過去を悔やむな。未来を恐れるな。今、この瞬間を生きよ。」
③ 「自分がコントロールできるものだけに集中せよ」
「我々がコントロールできるのは、自分の思考と行動だけだ。
それ以外のことに心を乱されるな。」
④ 「人生の意味は、自分が決める」
「人生の価値は、出来事そのものにあるのではなく、
その出来事にどう向き合うかによって決まる。」
⑤ 「行動こそがすべて」
「どれほど良い理論を持っていても、行動しなければ無意味だ。」
いかがですか?
哲学って聞くと
難しい、、、古代過ぎる、、、
と思いがちですけども
哲学から生まれた言葉って
今でも使われていますよね?
自己啓発・コーチング界隈でも!
つまり、身近なものだということなんです。
俺がコーチングの要素に
哲学を入れているのは
ここが理由です。
でね、当時はまだ
「それってあなたの感想でしょ?」
ってレベルだったんですね。
彼らが言ってることが
本当なのかを科学的に証明しよう!!!
そうやって生まれたのが…
「心理学」なんですよね〜
これがね、西洋への広まりなんですよ。
では、東洋にはどのように広がったのか?
これがね
釈迦
老子
孔子
なんですね〜〜
こちらは哲学ではなく
宗教や思想として
広がっていったんですね。
この流れ方をみると
日本でコーチングとかセミナーとか
怪しいだ何だ言われるのは
源流が宗教であったり思想だったから
と考えてることができますよね。
西洋では、学問や科学として
広まってますから
説得力が増すために
日本でも
心理学とか経済学とか
学術的な話が好まれるのも
こういった時代背景を知ることで
納得ですよね。
さぁ、今日はここまで
明日は心理学の背景に迫りますね!!
んじゃ🖐️
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